株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
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宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.6 スギマルカイガラムシ
以前に広葉樹類に寄生する「カツラマルカイガラムシ」について述べましたが、
今回は林業の主要樹種であるスギに寄生し、
枯らすほどの威力を持つ 「スギマルカイガラムシ」 について説明します。


スギマルカイガラムシと言ってもヒノキにも発生しますが、
県内では3・4年位前から各所のスギ林でこの被害が見受けられます。
この被害は、土埃の立つような場所に発生する傾向にあると言われますが、
私が確認した場所も、まさに砕石を積んだダンプトラックの往来が激しいスギ林でした。    
◆病気の出かた
 ○春に幼虫が孵化し、スギ等の針葉に移動して留まる。

 ○固着した虫は、背に貝殻を形成して樹液を吸汁する。
  
 ○被害が激しいときは葉が黄変し、樹勢が衰え枯死することがある。
 
◆被害の受けやすい樹種・樹木
  スギ、ヒノキ、イチイ、モミ、ビャクシンなど

 
◆防除の方法
 間接的に被害を助長する土埃を出さないようにするなど、
 生育環境を改善してやることが肝心である。

 
◆被害の現れ方


砕石を積んだダンプの往来が激しい登米町での被害

スギ被害林の林内

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