株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
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宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.7 スギカミキリ
 林業上の主要樹種であるスギに大打撃を与える害虫が
 スギカミキリ 」です。

「ハチカミ」と言われる根元周辺から樹幹の上部までの範囲に、
腐朽症状を発生させる原因を引き起こす害虫で、
これにより材は「 飛腐病 」という病気が引き起こされます。

この病気は、木材価値の高い部位で、かつ材積量の大きい部分に被害を発生させるので、収穫量だけでなく木材価格にも大きく影響します。

 
◆病気の出かた
#樹幹の粗皮部に産卵された卵は、孵化したあとに内皮を食害し、材内に穿入して加害する。

#その後、辺材部を不規則に食害する。

#食害され樹幹部の樹皮が裂けた部分に腐朽菌が入り、虫糞とともに樹皮が崩れ落ち隆起する。
 
◆被害の受けやすい樹種・樹木
#スギだけでなく、ヒノキやサワラにも発生する。

#ヒノキ類はスギよりも被害に弱い。
 
◆防除の方法
#薬剤による防除は可能だが、何よりも健全な森林に育てることが第一条件である。

#庭園樹等の貴重木に対しては、スミチオン乳剤の散布が効果的である。
 
◆被害の現れ方

 

樹皮下が不規則に食害され虫糞を出す。
楕円形の穴は成虫の脱出孔。

ヒノキ類はスギよりも被害に弱い。

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