株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
一覧にもどる
宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.12 キボシカミキリ
イチジクを栽培されている方のお困りの様子が想像できます。
イチジクの木には必ずと言っていいほどこの虫による被害が見られます。
下の写真のように、被害の激しい根元から幹の上部まで木くずや糞を出しながら
食い荒らす被害は「キボシカミキリ」か「クワカミキリ」のカミキリムシ類によるものです。

イチジクは果実を食用にするため、
薬剤に頼らずに物理的な捕殺を行うことが望ましいです。
また、一番肝要なことは、
カミキリムシに負けない樹勢の旺盛な木に仕立てることです。
 
◆被害の出かた
キボシカミキリの成虫は、6月~9月に被害木から脱出し、
雌は健全な幹や枝に産卵します
卵から孵化した幼虫は粉状の糞を出し、
さらに食害が進むと木屑を含む糞を大量に出します
幼虫は不規則に樹皮下を食害し木質部まで達しますので、
激害時には枯死するものも出ます
 
◆被害の出やすい樹種
イチジク
 
◆防除の方法
成虫の発生時に捕殺する
幼虫の食害時に糞の出場所を頼りに先の鋭利な針金で刺殺する

※衰弱した樹木に発生しやすいので、
樹勢が旺盛で健全な木に育てることが大切です
◆被害の現れ方


食害されたつくしたイチジクの根元

幹の上部まで出た被害

閲覧(1170)

ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失


Copyright(C)2007.株式会社 宮城環境保全研究所 Rights Reserved top