株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
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宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.14 ヘリグロテントウノミハムシ
 先月掲載した「サンゴジュハムシ」とともに、
ヒイラギなどの街路樹や生垣の葉を食害する害虫に
「ヘリグロテントウノミハムシ」があります。

 聞き慣れない害虫名ですが、
成虫の縁は黒くテントウムシに似て
人が近づくと跳躍して逃げるので「ノミ」のようだということから
名付けられたものです。

 幼虫は頭が黒く黄色の体色をしています。
被害を受けた葉は食い傷が空けられ、きれいな新葉は美観を大きく損ねます。物理的な防除は難しいので薬剤による駆除を行いましょう。
 
◆被害の出かた
落葉下などで越冬した成虫が、
5月に樹上に出現し葉肉を不規則に食害します。
その後交尾・産卵・孵化した幼虫が葉中に潜り食害します。

被害を受けた葉は、不規則なやけど状に変わり、美観を損ねます。
◆被害の出やすい樹種
ヒイラギモクセイ、ヒイラギ、モクセイなど
◆防除の方法
幼虫、成虫の発生時にスミチオン、オルトラン液剤などの
殺虫剤を散布するのが効果的です
人が近づくと地面に落ちてしまうので、
樹木の周辺にも薬剤を散布する必要があります
◆被害の現れ方


被害に遭ったヒイラギモクセイの葉っぱ

被害に遭ったヒイラギの葉

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