株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
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宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.15 アメリカシロヒトリ
昨年までは毎年、
各地の公園や街路樹の葉を食害するアメリカシロヒトリが大発生し、
丸坊主になった樹木が目立ちました。

この害虫も皆さんによく知られるようになり、薬剤による防除も行われていました。
そのため、今年の春から夏場には発生が少ないと思っていたところ、
夏の高温と小雨の影響で秋になって急激に発生が見られるようになりました。
見つけ次第、防除を行うなどで生育密度を下げてやることが大事です。
◆ 被害の出かた ◆
*幼虫は年に2回発生し、葉を食害し被害を与えます。
*孵化したばかりの幼虫は、枝先の葉を丸めテント状の巣を作り集団で
群生します。
*幼虫が大きくなるにつれて分散して、単独で食害しながら被害を与えます。

 
◆ 被害の出やすい種 ◆
*サクラ、ポプラ、プラタナス、ヤナギなど雑食性

 
◆ 防除の方法 ◆
*若齢幼虫のテント状に作った巣を静かに切り落とし、
焼却や足で踏みつぶすのが最善です。
*薬剤での防除は、ディプテレックスやスミチオン乳剤の散布が有効です。
 
◆ 被害の現れ方 ◆


若齢幼虫はテント状の中で成育する

切り取ったテント状の巣
焼却や踏みつぶして防除する

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