株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
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宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.21 カイガラムシ類
 アブラムシと並んで庭木、花木、果樹、観葉植物など数多くの植物に寄生し、樹液を吸うやっかいな害虫です。
虫の種類も多く習性や形態も多様で貝殻に似た殻を被っているものも多く防除が困難です。

 カイガラムシ類による被害は、吸汁による生長の阻害で衰弱や枯れというようなこともありますが、
排泄物による「すす病」が発生し真っ黒に汚れる原因にもなります。
◆虫の特徴や種類
*貝の形をした固い殻で覆われているもの
*背中に白い粉状物をまとい自由に動き回るもの
*ロウ物質で厚く覆われているもの
*白い袋を付けるもの

 
◆被害の受けやすい樹種
 ほとんどの樹木や竹、鉢花、草花、観葉植物、山野草や盆栽まで種々のものに寄生します。
 
◆防除の方法
*アブラムシ類やハダニ類の発生もにらみながら、厳寒期にマシン油30倍液を散布します。
 ⇒この薬剤は固い殻の虫にも浸透し、皮膜をつくり窒息死させる効果的なものです

*虫が目につくようになってからの薬剤防除は、なかかか効果が見られません。
 ⇒カイガラムシを薬剤で駆除するには、幼虫がふ化した直後を狙うのが効果的です。
 ⇒薬剤はスミチオン、カルホス、スプラサイドの各乳剤1,000倍液を散布します。
◆被害の現れ方


モクレン
(ルビーロウムシ)

サザンカ(ツノロウムシ)
すす病も併発している

クロマツ
(マツコナカイガラムシ)

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