株式会社宮城環境保全研究所
気になる樹木の病・害虫
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宮城県地方の森林をはじめ、身近な緑化木や庭園木に見られる害虫について、簡単な見分け方や防除の方法を樹木医が「病・害虫あれこれ」として解説します。
No.2 ナラ枯れ
これまで見られなかったミズナラやコナラなどドングリのなる木が枯れています。
宮城県内では、平成21年に旧鳴子町で被害が初めて確認され、
その後は山形県に接する七ヶ宿町や加美町などで多く見られましたが、
近年では仙台市内の平野部でも確認されるようになりました。


8月・9月の紅葉にはまだ早い時期に、
葉が急にしおれて茶色に枯れる現象は「ナラ枯れ」です。


被害の拡大を食い止めるには、
被害木の早期発見と確実な駆除が何よりも重要です。

                                        
病気の出かた
・梅雨明けから夏場にかけて、ナラ類の樹木が急速に集団で茶色に変色して枯れます

・カシノナガキクイムシという昆虫が、木の幹に病原菌を運び樹木を枯らす伝染病です

・根元付近の幹に虫の穴が無数に開き、そこから出た大量の木くずや虫糞が根元に堆積します

 
被害の受けやすい樹種・樹木                                        
ミズナラ 、 コナラなど、特に太い樹木に被害が多くみられます                                    
 
防除の方法                                        
予防の方法
被害にあった木は、持ち込まないことや、利用しないことが重要です。
高齢の林や樹木に被害が多く発生するため、樹木を伐採し若返りさせることが大切です。

                                   
駆除の方法
被害木は伐倒し、薬剤による薫蒸などを行い、他の樹木に感染しないように処理しましょう。
「ナラ枯れ」の疑いのある木を見かけたら、県や市町村に連絡し、指導を受けましょう。  
   
                             
被害の現れ方
 
 


紅葉には
まだ早い時期に
急速に茶色に変色し
枯れます

被害木の根元には
大量の木くずや
虫糞がたまります

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